とびひの特徴的な症状は、水疱と痒みです。初期症状としては、小さな水泡が皮膚に現れます。
この時点では痒みがまだ無いか、あっても強く無いので、早期に治療を行なえば、強い痒みや、広範囲にとびひが広がることを防げるでしょう。
痒みを伴うようになると、掻いて水疱を破き、中の液体や膿みを外に出してしまいます。とびひの原因は、溶連菌やブドウ球菌といった菌です。
これらの菌がたっぷりと含まれた水疱の中の液体が、他の部位に付着することで、症状が全身に広がっていきます。あせもなどの湿疹や、虫刺されなどで皮膚が傷ついていると、菌が皮膚組織に容易に入り込みます。
とびひの初期症状は、見た目に分かりにくいものです。しかし、早く発見して治療を始めることで、治りも早くなります。湿疹やあせもなど、皮膚が傷ついている場合には、十分に注意して、患部を観察しておきましょう。
とびひは言葉通り、火事の飛び火で次々と延焼していくように、症状が瞬く間に全身に広がります。患部を触ったり、掻いたりした手で別の場所を触ったり、他の人に触れたりすると、簡単に感染していきます。
患部をガーゼなどで保護し、菌を含んだ液体を、撒き散らさないようにすることが、新たな部位や感染者の発生を防ぐことに繋がります。
とびひは、症状が悪化する前に、早めに皮膚科などを受診しましょう。水疱と痒みの他に、症状が進むと熱が出ることもあります。乳幼児の場合には、深刻な状況になることもありますので気をつけましょう。
