とびひに罹ったら、必ず治療が必要なのでしょうか。自然に治癒してくれれば簡単なのですが、とびひの原因は菌の感染です。
菌が無くならない限りとびひが治ることはなく、放置しておくと、他の病気を併発することもあります。そのため、とびひは完治するまで、しっかりと治療を続けることが重要です。
とびひを引き起こす連鎖球菌の影響で発症するのが、小児腎炎です。連鎖球菌が腎臓の機能を低下させ、発熱や倦怠感、むくみなどが起こります。
尿蛋白や血尿なども出ることもあり、子どもには辛い病気です。急性腎炎は、適切な処置によって治癒が可能ですが、とびひの症状が重かったり、長引いたりした時には、注意が必要です。
同じく、とびひの合併症で恐ろしいのは、SSSSと言われる、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群です。とびひの原因である菌の一種、黄色ブドウ球菌の毒が血中に入り込み、全身を巡ってしまいます。
とびひに罹ると、必ず合併症が起こるわけではありません。しかし、重大な合併を引き起こす可能性が、とびひにはあるということは知っておきましょう。
とびひは、初期段階で気付き、治療を始めることで、苦労せずに完治させることが可能です。しかも、とびひを発症させる菌は、どこにでもあり、珍しい病気ではありません。
しかし、きちんとした治療を行なわなければ、重篤な合併症に罹る可能性もある皮膚病です。深刻な状態になる前に、適切な治療を行ない、完治させることが大切です。
