大人がとびひに罹っても、治療方法は子供のとびひと変わりありません。
大人のとびひの多くは、溶連性連鎖球菌によるものです。小さな水疱ができ、次第に膿んできます。やがて破裂してただれたようになった後、厚いかさぶたを形成するのが特徴です。
治療には、塗り薬と飲み薬が用いられます。痒みを我慢することが難しい子供の場合は、とびひが全身に広がり、完治するのに苦労することが多いようです。
しかし、大人の場合には、とびひを掻き崩し、身体のあちらこちらに伝染するようなことは少ないようです。
感染原因の菌や、とびひに対する対応の違いはありますが、子どもだけでなく、大人も罹る皮膚病です。6歳以下の子供に多く見られますが、これは、皮膚の免疫力がまだ強くないためで、大人でも、免疫力が低下していると、とびひに罹りやすいと言えるでしょう。
とびひの痕が残ることは、ほとんど無いようです。特に子供の場合は、症状が重くても、完治後は活発な新陳代謝のおかげで、皮膚は元通りになるでしょう。
しかし、大人は子どもほど、新陳代謝が活発ではなくなっています。とびひが長く続いたり、症状が重かったり、掻き崩したりすると、跡が残ってしまうことがあります。患部の色素が沈着し、黒ずみがなかなか取れないなど、肌のトラブルを招くので、気を付けましょう。
とびひの痕を残さないためには、症状が酷くなる前に、早めに治療を始めることです。医師の指示に従って、処方された薬をきちんと利用しましょう。伝染や刺激を避けるために、ガーゼなどで患部を覆い、守ることも大切です。
