男の子が実際にとびひに罹った、体験記を見てみましょう。
始まりは、腋の下のちょっとした傷でした。ほんの小さな傷で、痛がったり、痒がったりすることはなかったそうです。
怪我と言うほどのものでもなく、母親も本人も、特に気にしませんでした。次の日にはその傷も、かさぶたになっており、そのまま治るものと思われていたそうです。しかし、実際には、このかさぶたの下で、とびひの菌が増殖していたのでした。
知らないうちに触れていたのか、腋の下の傷からとびひが足に感染し、大きな水疱ができました。更に、次々とその水疱が身体のあちらこちらに現れ、これは普通ではないと、やっと病院を訪れ、とびひであることがわかったそうです。
とびひを体験された方に多いのは、水疱が身体の複数の部位に感染してから、病院を受診するということです。ご紹介した体験記でも、母親がもう少し早く病院に行っていれば、治療も楽だっただろうと後悔されたそうです。
とびひを体験された方は、完治までにかなりの苦労があるようです。強い痒みに耐えなければならないのは、子供には辛いことです。
しかし、とびひの初期症状は、ちょっとした傷や炎症などと見分けるのは困難です。子供が傷を作る度に、病院を受診することは無いでしょう。
とびひの特徴を知り、怪我や炎症などが現れたら、まめに経過を観察しましょう。そして、とびひが疑われるような症状が見られたら、直ちに病院を受診するのが、早期発見、早期治療を可能にします。