とびひの治療薬には、外用薬と内服薬があります。
主に、とびひの感染源である菌を抑えるための抗生物質と、強い痒みを抑える痒み止めです。
外用薬として、患部に塗るのが軟膏です。抗生物質によって菌を抑える軟膏や、痒みが強い場合の、副腎皮質ステロイド薬の軟膏もあります。
湿性のとびひの場合には、これらの塗り薬を患部に塗布したら、他の部位や他人への伝染を防ぐために、ガーゼでカバーします。
内服薬は、とびひの菌によって処方が異なります。黄色ブドウ球菌が原因の水溶性膿痂疹には、3日または4日程度、黄色ブドウ球菌に効く抗生物質を服用します。
痂皮性膿痂疹の場合、黄色ブドウ球菌用の抗菌薬に加え、ペニシリン系の内服薬が処方されるでしょう。
とびひの治療薬を使用する上で大切なのが、症状が改善されたように見えても、しばらくは使い続けることです。患部の水疱や炎症が治まったように見えても、まだ、菌が存在しているかもしれません。
菌が残っていれば、とびひは簡単に再発します。医師の指示に従って、根気よく治療薬を使い続けましょう。
菌のタイプや症状によって、同じとびひでも治療薬が異なります。処方された薬を使い続けても、症状の改善が見られない場合には、薬があっていないのかもしれません。医師に相談して、治療薬を変更する必要があることもあります。
とびひの治療薬には、いくつか種類がありますので、適切治療が行えるよう、必ず医師の診断を受けることです。