とびひから起こるSSSSとは、子供に多く見られる合併症です。
ウィルス性の風邪がきっかけとなって発症する場合が多く、重篤化する危険のある恐ろしい病気です。
SSSSの症状は、火傷をしたように身体の皮膚が剥がれるのが特徴です。多くは、風邪によってダメージを受けた鼻や喉の粘膜から、黄色ブドウ球菌に感染するようです。
菌が活発に増殖することで、全身の皮膚に影響を与え、火傷のように皮膚をただれさせます。医学的には、「ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群」と呼ばれ、SSSSとはこの名称の略です。
年齢が低ければ低いほど、症状が重くなるようです。新生児が発症した場合には深刻で、特に「リッター新生児剥脱性皮膚炎」と呼ばれます。
SSSSの症状としては、発熱から始まります。37,8度の軽い熱が出るため、よくある風邪と間違えやすいのですが、そのうちに身体に湿疹が現れます。皮膚がただれたようになり、かさぶたもできます。
とびひが発症する原因菌のひとつである、黄色ブドウ球菌は、SSSSの他にも、様々な疾患を引き起こします。黄色ブドウ球菌が原因の疾患には、SSSSの他にも、おできや、おできが重症化した癰(よう)、ものもらいなどがあります。また、肺炎になることもあります。
とびひは、早期発見、早期治療で、完治が早まり、合併症の危険を減らすことができます。とびひは恐ろしい病気ではありませんが、たかが、皮膚の感染症だと軽く考えずに、早めに病院を受診しましょう。